やっちゃんのあぐだもぐだ
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重陽の芸術祭が始りました
『重陽の芸術祭2017』が今年も始まりました。2年に一度のビエンナーレ開催のはずが好評につき2年連続開催となります。現代アート展を二本松エリア全域で催すのでPR告知が難しく、開催されているかどうかも分からず終わったのが昨年でしたので重陽の芸術祭PRダイジェスト版と思い『あぐだもぐだ』致します。
今年の目玉は二本松城天守台に設置された『Ship‘s Cat』。9月9日の設置と同時に沢山の写真マニアが押し寄せ、それぞれのアングルから撮影されFaceBookにて世界中にシェアされる反応には驚きます。早朝の雲海に沈む二本松市街を見下ろす『Ship‘s Cat』、夕焼け空に浮かび上がる『Ship‘s Cat』、夜景を見下ろす『Ship‘s Cat』など、伝統的城郭建築と現代芸術と競演が感じられる不思議な空間になっています。さらに冬に向かうこの空間が新しいインスピレーションを与えてくれそうな予感も致します。
オノ・ヨーコの『THE SKY AGAINST THE THUNDERSTORM』『雷鳴にはむかう空』と銀盤に刻まれ「雷雨の中に空を作りなさい」との言葉が天守台から空と対峙します。二本松城に何故にこの作品が置かれているかの理由は8月19日のNHK番組ファミリーヒストリー「オノ・ヨーコ&ショーン・レノン」見た方にはピント来ると思います。オノ・ヨーコと二本松藩の関係は、オノ・ヨーコの曾祖母に当たる嘉與子姫(当時14才)が戊辰戦争で二本松城落城の日、西軍に捕らえられ生き延びオノ・ヨーコらの子孫につながるストリーです。NHK放映のお陰でこの作品の意味をさらに深く理解しようという人も多くなって来たかもしれません。
今年は岳温泉街にもワタリドリ計画の作品が展示され、バス停近くの安達太良物産のお店が展示場でセピア色の絵はがきが並んでおります。旅の思い出に現代アートの作品をお買い求め頂くこともアートに参加することですので是非お立ち寄りください。
重陽の芸術祭の場としての安達が原と智恵子の生家は面白い場所です。新進気鋭のアーチストが創作意欲をかき立てる格好の場になるのかとも感じます。安達が原黒塚と鬼婆の住み家でであった観世寺の岩屋には安達が原の鬼婆をテーマにした新旧の作品があり時代の変遷と人間くささを感じます。ここに福井利佐さんの切り絵があるのは不思議です。手塚治虫の作品展示があり、10月15日には夢枕獏、京極夏彦、東雅夫のシンポジウムが行われます。黒塚のテーマは現代アートには最適の場所なのでしょう。
市内竹田見附の国田屋醸造の蔵にはアメリカ人アーチストDillon Rappさんの版画作品があり、大七酒造にはAlbert Giacommetiの作品が展示がされており蔵の町に何かを投げかけているよう感じます。
写真は二本松城天守台の『Ship’s Cat』、二本松を護ってくれています。菊人形も始ります。11月23日まで様々な催しのある秋の二本松に是非お出でください。