やっちゃんのあぐだもぐだ
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ハマってしまうことイロイロ
今年は8月2日になりようやく大雨があがり、いきなり真夏になった感があります。中国大陸で気温40度を超す報道があったと思ったら、日本に飛び火し連日40度超の記録更新には驚きました。それでも、わが岳温泉周辺は摂氏27度程度「イイところに住んでいるナ!」とつくづく感じ、下界には下りたくない気持ちになります。
岳温泉の夏は盆踊り大会(今年は25日)と同時に終了、メインストリートの提灯が外され櫓が解体され一気に秋バージョンに入ります。8月下旬から9月にかけての青空と木々の緑が一番コントラスト強くなる季節です。しろうと写真でも吸い込まれそうな強烈な『青』になるのがこの時期です。安達太良山のほんとの空の『青さ』にハマってしまう人も多いように思います。岳温泉にある美術館『青』のオーナーもきっとそのひとりでしょう。
  9月末には安達太良山トレイルランニングレースが行われます。今年は事前エントリーが昨年の倍以上のようです。安達太良山でトレイルランニングレースが開かれるのは今回で4回目です。安達太良連峰のピークとそれぞれの登山口から4回も登り降りする競技で累積標高差4000mもあり、当初は信じられない気持ちで地元としては受け入れました。トレラン愛好者にとって安達太良山は変化に富み、しかも、かなりハードでありハマってしまうトレランコースだそうです。
50kトレランコースのスタート地点はあだたら高原スキー場。標高946m地点(朝6時出走)から一気に薬師岳(1350m)まで駆け上がり五葉松平からのハクサンシャクナゲ群生地帯を安達太良山頂(1700m)に向かいます。山頂直下から南側の和尚山への道を下り、銚子が滝エイドステーションにてまた登りに入り船明神山を目指し、この山頂から沼の平噴火口を右に覗き込むように一気に沼尻登山口まで下ります。ここが第一関門でスタートから7時間が制限時間です。昨年は途中で風雨が強くなりこの地点でリタイヤ―が多くでました。再度、沼の平噴火口をめざし胎内くぐりという岩の間を潜り抜け鉄山の尾根に出ます。ここから笹平を通り僧悟台から馬返し経由で塩沢スキー場(767m)の第2関門です(スタート後10時間制限。ここからは湯川渓谷に沿ってくろがね小屋そして峰の辻まで登り、降りは勢至平を経由してスキー場のゴールとなります(制限時間13時間)。通常4日間をかけた登山で制覇するところを1日で踏破します。トレランのつらい体験を一度経験すると、また挑戦したくなるようです。是非、参加してみませんか?10qショートコースもあります。お誘い致します。
岳温泉では季節ごとに様々なジャンルの特徴あるイベントを催します。写真は盆踊りでの仮装です。盆踊りの仮装にハマってる人です。色んな顔がある温泉で面白いところだと自負いたします。
暑い夏を迎えます
今年はいつになっても梅雨が明けない変な7月です。ラニーニャ現象とダンポール現象のせいとか?偏西風の蛇行で小笠原高気圧とシベリア高気圧が日本列島付近で対峙したまままの状態になっているとのことで、雨の降り方も半端ではありません。じめじめしてどうも滅入りそうになります。ジリジリした夏の太陽にさらされてみたいと思うようになりました。空気がメチャクチャに湿っている感じなので、湿り気が蒸発するくらいに乾いてほしいものです。
8月の岳温泉は行事がオンパレード。2日からは『あだたらのかがやき』第2弾が始まり9月23日まで続きます。あだたら高原スキー場を中心に今年から岳温泉地区でもLEDとペットボタルが暗い夏の夜に美しく輝き幻想的な夜を演出します。夜間ゴンドラも運行しますので夕涼みのひと時の空中散歩が楽しめます。ゴンドラからは郡山から福島にかけての町の明かりもくっきりと浮かび上がる様は見ものです。
3日、4日は『あだたらチャリンコ2DAYS』として、自転車レースが行われます。3日は午後2時から公道を使ったクリテリウム競技(周回競技)がニコニコ橋スタートで行われ、夜はママチャリレース(ヒマラヤ大通り)、そして4日は午前9時スタートでヒルクライムレース。こちらはスタート地点がヒマラヤ大通り安達太良物産店前からあだたら高原スキー場までの標高差450m、全長5.5kmのかなりハードな上り坂だけのレースです。この2日間チャリンコレースとイルミネーションの点灯式の様子がテレビエリア放送として実況中継する実験放送も行われます。8月10日から18日までは毎年恒例の野外コンサートがヒマラヤ通りにて行われます。また、今回で59回目となる観光仮想盆踊り大会は8月24日25日の2日間行われます。伝統の盆踊りのシンプルなリズムが何故に大きな踊りの輪になるのかを是非体験していただくことがお勧めです。
一連の夏の行事をご紹介しましたが、明日から8月。身も心も、そして気候も暑い夏を迎えて体に適度な刺激を与えたいものです。60有余年岳温泉で暮らし、岳温泉の泉質の有り難さを一番感じるのは、梅雨明け前のこの時期です。泉質の酸性泉にカルシウムイオンが多く含まれているためのサラッとした爽快感があります。そして、化粧乗りがいいという評判はアルミニウムイオンが多いためで、レモンと同じpH2.5の水素イオン濃度であるが故です。行事一杯のあだたら高原にお出でいただき岳の湯に浸かりにお出でください。
写真は今年の初夏の『あだたらのかがやき』、夏山に幻想的に浮かびます。
磐梯・吾妻・安達太良で世界火山遺産はいかが?
富士山の世界遺産登録がすごい話題となり、フィーバー状態には驚きます。某電鉄会社の株価が倍以上に跳ね上がっているとか、また、富士山関連のグッズがたくさん売れ、テレビ各局も富士山にあらゆる角度からの取材攻勢、色んな見方があるのにもびっくりします。世界遺産登録でこんなに盛り上がるなら、わがふるさとも何とかしたいと思っている方も沢山いるのではと推察いたします。
日本における世界遺産登録は、1993年に『法隆寺地域の仏教建造物』『姫路城』『白神山地』『屋久島』の4件が初めて登録。その後『古都京都の文化財』『白川郷・五箇山の合掌造り集落』『原爆ドーム』『厳島神社』『日光の社寺』『琉球王国のグスクおよび関連遺跡群』『紀伊山地の霊場と参詣道』『知床』『石見銀山遺跡とその文化的景観』『平泉―仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群』『小笠原諸島』の16カ所、そして今回の『富士山』となっています。今回の選考から漏れた『武家の古都・鎌倉』など11カ所が世界遺産暫定リスト記載になっているようです。
世界遺産登録基準は@[人類の創造的傑作]、A[価値観の交流]、B[文化的伝統、文明の伝承]、C[歴史的建造物、科学技術、景観]、D[伝統的居住形態、土地利用形態]、E[出来事、伝統、思想、信仰、芸術的作品、文学的作品との関連]、F[類まれな自然美]、G[地球形成の歴史]、H[生命進化の歴史]、I[絶滅的危惧種の生息地]であり、@〜Eの一つ以上を満たしての登録は文化遺産に、F〜Iの一つ以上を満たした場合は自然遺産に、双方の基準それぞれ一つ以上を満たす場合は複合遺産になるとのこと。
我が愛する福島県も尾瀬の自然や奥会津のブナ林自然林もあり何度か話題になりながらも登録には道のりが遥か遠くのようです。
さて、観点を少し変えて『磐梯、吾妻、安達太良の火山と温泉文化の歴史』という世界遺産登録はいかがでしょう。活火山であるこれら三つの山が狭い範囲内に集まっている事、噴火の時期は明治21年、明治26年、明治33年と数年ごとに大爆発し現在も活火山であること。それぞれの火山の周辺には数々の温泉があり農作業が終わったころには伝統的なサナブリという慰安湯治がつい最近まで行われてきたこと。また、噴火口からの距離で様々な泉質の温泉が湧出し人々の生活には欠かせない湯治文化と地域の絆を築き上げてきたこと…こじつけでもユネスコの審査員が理解して下されば何とか登録に漕ぎ着けるような気が致します。
写真は安達太良山沼の平噴火口。磐梯山の爆裂火口は多くの湖沼群を形成しましたが、安達太良山沼の平は不気味なまるで別世界のような噴火口です。吾妻小富士は福島盆地のどこからも眺められますが、豊かな果樹地帯のシンボルです。残雪の雪形にも名称があり、吾妻は雪兎、安達太良は駒形・鮒形・千鳥形、磐梯山の翁島地区では虚無僧形と言われ田植えや種まきの合図になっています。豊かな農村文化の証だと思いませんか?
多様な楽しみ福の島
一年で一番過ごしやすい気候と言えば梅雨入り前のこの季節。安達太良山の山開きがあり、岳温泉神社の春祭が行われます。木々の葉っぱも薄緑色からあっという間に鮮やかな緑色に変わり、深緑色に変化します。阿武隈川の川面から安達太良山の山頂まで幾重にも重なる山並みの色彩変化は、ここ二本松近辺の持つ大きな特徴ではないかと思っています。
  もう一つの特徴は特異な火山地形にもある気がします。気象庁が「火山防災のために監視・観測体制の充実などが必要な火山」として火山噴火予知連絡会によって選定されたのが47火山だそうです。福島県には吾妻山、安達太良山、磐梯山と那須岳(栃木県との境界)の4つがあります。むしろ福島県の特徴は火山県であるとも言い切れます。
二本松インターを降りて岳温泉に向かう道路からは安達太良山の全貌とさらに北側に噴煙の上がる荒々しい吾妻山の風景が目に入ります。火山のお蔭で湧出する温泉も多様で豊富です。噴火口から一番近いところの湧出泉は強酸性泉、次にある程度天水と混じった酸性泉、そして少し離れると中性泉、アルカリ泉となります。吾妻・安達太良・磐梯は隣接した温泉パラダイスとも言えます。磐梯山の西側は岩質の所為か塩分の多い温泉があります。さらに西側の雪深い只見川沿いの山間には炭酸泉もあります。古い地質の阿武隈山系には放射能泉が点在しています。自然の恵みの豊富さからも福島県は本当に『福の島』なのかもしれません。
  蛇足的考古学ですが、二本松近辺には縄文式竪穴住居が数多く発掘されています。この住居には炉が二つある複式炉があり全国的に見ても一番普及しているエリアです。なぜ複式炉の分布が多いのか?縄文人が、安達太良と吾妻の2つの噴火を見ながら発明したキッチン&暖房システムが複式炉だったのかもしれません。高低差のある山が重なるこの地域は採集生活には最適の地域でもあったのでしょう。
 安達太良山には多くの登山コースがあり、岳温泉周辺にはウォーキングコースが縦横に走っています。きれいな空気を胸いっぱい吸い込める素敵なコースばかりです。
 安達太良山を臨む山の重なりは素晴らしく、色の重なりも日本で一番豊富な地域だと自慢できます。この時期に山のスケッチにお出でいただくこともお勧めです。二本松は日本画の巨匠・大山忠作画伯の生誕の地でもあり、繊細なタッチと色彩を表現する天才が生まる自然条件がそろっているところだと思います。写真は大山忠作画伯の原画で巡る十二支めぐりの支柱。岳温泉の中心から辰の方角に設置してあり、龍の顔は大山画伯そっくりです。版画を摺りながらお散歩もお勧めできます。今月は話が多岐に亘りゴメンナサイ!?!
 
復活福島からヒトコト
福島第一原発事故から3年目に突入。私たちの福島県も復活に向かってきちんと歩を進めたいものです。
NHK大河ドラマ『八重の桜』の影響で、会津若松の観光客入込数がようやく増加に転じているとか…。直前の『八重の桜』の場面は、いよいよ戊辰戦争前夜。山本覚馬が長崎に新式銃の調達に走り、七連発銃が実家に送られた場面でした。来週の予告では八重と川崎尚之介が共に白河藩を訪ねるところから始まり、二人は二本松藩砲術指南役で後の二本松少年隊隊長・木村銃太郎を訪ねる場面が出るとか、5月5日の放映が楽しみです。
福島県人としての復活は、まずは日々の生活において安全な食材を安心して美味しく食べるという充実感から始まるのだと考えます。二本松市はいち早く米の全袋検査を実施しています。その他の食品についても検査表付で出荷しているので福島県は一番安心な県であると自負しています。
また、福島県の水産物放射線モニタリングの取り組みは私たち県民にとっても安心できるものです。原発事故以降に国が設定した100Bq/sは自然放射能レベルの122Bq/sよりもはるかに低いレベルに設定されていることを改めて認識する必要があると思います。数多くのサンプル魚介類のデータによると、コウナゴは原発事故後100日で100Bq以下になり今は非検出、ミズダコも2011年9月14日の段階で非検出、ホッキガイは約1年後に100Bq以下、一年半で非検出になっています。低い傾向の魚介類はシラス、カツオ、キチジ、コウナゴ、サンマ、メヒカリ、イカ、タコ、エビ、カニ、貝類とのデータがあります。一方、高い傾向の魚介類としてはメバル類、カレイ類、ヒラメ、スズキ、アイナメ、コモンカスベなどです。餌生物のプランクトン、アミ類も順調に低下傾向が見られ、同じ餌生物の多毛類やエビ類も順調に低下しており、生息域の違いによって高低が見られる沿岸性定着性の強い上記魚類も低下しつつあります。全魚介類を詳しく調べ出荷制限をかけているのが福島県です。
観光の復活面では、一般旅行者は大河ドラマ効果が大きいようですが、スポーツイベントに参加する選手は震災直後から福島県内で開催されることにまったく違和感が無いようです。震災2ヶ月後の安達太良山開きの参加者は震災前と同じ程度の参加者であり、オリエンテーリング大会やトレールランニング大会なども同様でした。復興3年目に入った今年度はさらにスポーツイベント参加者が増えることでしょう。今年も5月19日が安達太良山開き(写真は昨年のワンショット)、6月9日にオリエンテーリング大会、9月28、29日に安達太良トレラン50kです。さらに新しく自転車レースが8月3、4日に開催されることになりました。こちらはクリテリウム1.6km周回レースと日本初・体重別ヒルクライムレースです。いい季節に入りましたので思いっきりアウトドアしませんか?
靄が晴れると……
あの3.11から丸2年。震災と原発事故の爪痕はまだそのまま、被災県在住の我々が今年こそ復興の年と叫んでみても何となく空気にモヤがかかったような気分で晴れ晴れしません。
市の新年度予算は通常年度の7割増、増額になった分がそのまま除染費用らしく何とも口惜しい感じです。
東京ガスとの連携で日本橋では町ぐるみ電力開発事業を行い、独自に発送電を行い必要な電力の50%超を供給できるようにする街づくり事業が始まったとか?
エネルギー供給面から言えば岳温泉近辺でも太陽光発電が始まります。こちらは同級生の酪農家が牛舎の屋根に発電パネルを上げるやり方です。岳温泉周辺の牧草地帯は放射能汚染が極めて低い地域であっても大事を取ってこの2年間は牧草を牛に与えず、アメリカ輸入の配合飼料か北海道などから取り寄せた牧草で乳牛を育てることをしており、このような状態から一歩付け出すため酪農家として決断し、太陽光発電で売電する事業に踏み切ったようです。本宮市でも太陽光発電を旧ゴルフ場跡地利用にて開始されるらしく、闇夜に一筋の光明が見え始めたとでも言えるかもしれません。それでもエネルギー開発の先にある産業政策などのビジョンがまだ見えず、明日に向かって進む気持ちになれないでいるのが今の福島県人かもしれません。
国のアベノミックスは今のところうまくいっているようで、円安、株高のまま今日で就任100日だとか。東京ディズニーランドも開業30周年キャンペーンを来年の3月20日まで展開するのは明るい話題で楽しみです。ディズニーランド開業の1年前がニコニコ共和国独立宣言だったので懐かしくも思います。アベノミクスにあやかってアベノミックスパンとアベノミックスサンドを売り出した金沢市の老舗パン屋が大当たりしているそうですが、福島県にもアベさんがいっぱいいるので二番煎じでもアベノミックスビールとかアベノミックスカマボコとかをやる人が出てくると元気がよくなると思うのですが?ニコニコ共和国のようなノリで!?!?
宿六にとっては原発風評被害の早期払しょくが大きな課題です。『八重の桜』、『塚原卜傳』そして『北の英雄アテルイ伝』など東日本各地に関わりのあるドラマをNHKが大きな仕掛けで放映して下さっているので、旅心に火が点き、東北への旅が多くなればしめたものです。
早いお知らせですが、5月5日のNHK大河ドラマ『八重の桜』に八重と川崎尚之助が二本松に木村銃太郎(二本松少年隊隊長)と成田才二郎(少年隊士)を訪ねるシーンがあるそうです。是非、見てください。
写真はアカヤシオ(ツツジ科)。霧が晴れた時の鮮やかな色は感動ものです。ツツジ科の植物が狭い範囲で垂直分布しているのが安達太良山の特徴です。はやく靄が晴れて欲しく載せました。
2月の話題から
2月は日数のせいかあっという間に過ぎました。今月は色々と特異な自然現象や社会現象が起きていると考えるのは私だけでしょうか。
8日にはマグニチュード8.1の地震がサモア諸島で発生し日本に津波が到着。16日未明に南極の方向から地球に接近する小惑星のせい??と疑ってみたら、前日の15日に隕石がシベリアのチェリャビンスク州に落ち1200人もの怪我人が出る有り様。You−tubeや、監視カメラにうつる衝撃波のすごさがテレビから伝わってくるので関連付けたくなります。
その前日の14日にローマ法王が辞任発表をしたらサン・ピエトロ大聖堂に雷が落ちBBCニュースなどで繰り返し流されていたので、これも関連付けてみたくなっています。数年前に読んだ『ダビンチコード』なる小説の同じ著者の『天使と悪魔』は気になりながらも読まなかったのですが、文庫本化されたついでに読んでみました。スイスにある全長27qの大型高速加速器で反物質が発見されたことでローマ法王を事件に巻き込んでしまう展開が今回のローマ法王ベネディクト16世辞任劇と重なり私の頭の中ではゴッチャになっています。
  今年の冬はより低温の寒波襲来でところによっては大豪雪のようで家屋が押しつぶされているとか?それでもスキー場便りを見ると、ところどころに一部可能マークのスキー場もあり、降雪の多いところと少ないところが今冬はかなり極端な気がいたします。
ウィンタースポーツは世界選手権の年、開催地がヨーロッパなので真夜中のテレビ観戦で連日寝不足気味です。オーストリーのシェラドミンゴで行われた世界アルペンスキー選手権では、期待された湯浅直樹選手を始め日本選手の入賞者は出なかったようですが、佐々木明選手には復調の兆しが見えたのはうれしいことです。一方、イタリアで行われている、世界ノルディックスキー選手権の方は、日本の女子ジャンパー・沙羅ちゃんの活躍ぶりが目立ち、ジャンプ混成団体戦では日本が金メダルに輝くなど頼もしいものです。個人戦でのメダルも多くなってきたようです。
福島県では3年ぶりにフリースタイルスキーワールドカップFUKUSHIMA2013が開催されました。こちらは2年の空白期間をおいてレース復帰した上村愛子選手には復調の兆しを感じられ2日間とも5位入賞。24日の最終日には今まで結果を出せなかった伊藤みき選手が見事金メダルに輝き、来年のソチオリンピックが楽しみになってきました。
写真はFISワールドカップ・フリースタイルスキー猪苗代大会の開会式ウェルカムパーティの一幕。左から2番目が上村愛子選手。さすがフリースタイルの開会式、レースクイーンがビブドローに一役買ってイベントを盛り上げてくれます。福島県内のスキー場はベストコンディションです。是非、お出かけください。
八重の桜と二本松
 政権が代わり、円安、株高とまるで世の中が180度転換したようです。観光業としては、円安でインバウンドの入込増が期待できるわけですが、原発事故FUKUSHIMAの風評払拭は先のことだと腹をくくっています。一方、1月6日から始まったNHK大河ドラマ『八重の桜』の効果には大いに期待しています。視聴率18.4%、さらに録画再生率の7.4%をプラスすると25.8%にも達するようで大河ドラマ効果が福島県への観光客入込増、特に会津地方の入込増は間違いなしでしょう。
  間もなく3.11から2年経とうとしていますが、そろそろ原発事故風評被害県から観光面では脱出するべく何らかのアクションを起こさなければと思っています。改めて観光の原点に返って中通り地方の観光について思いを巡らします。
  中通り地方は阿武隈山地と奥羽山脈に挟まれ、東北地方最南端に古代の白河の関があったところです。東北道の那須高原SAを過ぎ福島県に入る手前に標高451m地点の標識があり、ここからは仙台にかけては緩やかに坂を下ります。中通り地方の桜前線は阿武隈川の流れと正反対に北から下りて来ます。特筆すべきは三春滝桜を始めとする銘木が多いことです。須賀川は江戸時代には商業が発達しており松尾芭蕉は1週間ほど滞在しました。次に郡山市は明治に入り猪苗代湖からの安積疎水により発達した新産業都市として今は福島県の商都と言われています。そして我らがふるさと丹羽家10万石の城下町二本松となり、県都福島へと続きます。中通りの最北端は伊達市国見町であり、奥州合戦時の阿津賀志山防塁線が在り防塁線突破が鎌倉幕府武家政治へと変わった大事な歴史的結節点です。日本の歴史の重要な転換地点が中通り地方であることは大事なポイントであると思います。それでもこの地域の観光振興による地域おこしはなかなか困難でいつもネタ探しです。
  大河ドラマ第2週の『八重の桜』には佐久間象山の塾にて八重の兄の山本覚馬が、勝海舟、吉田松陰、川崎尚之助らが蘭学や西洋砲術などを学ぶ場面があり、そこに豚が舞い込んで松陰塾に入ってきた新島七五三太(襄)が登場する。こんな場面があったので、二本松に関係したことはないかと調べたら…ありました。二本松少年隊隊長木村銃太郎は砲術を学びに藩から江戸の江川坦庵に派遣されたと、二本松寺院物語にあります
。その江川坦庵の私塾『韮山塾』に西洋砲術を学んでいた人達の中に佐久間象山もいましたのできっと木村銃太郎は同窓でであったはずです。ちなみに木村銃太郎の曽祖父は二本松藩校教授で和算学者の渡辺東岳です。当時、砲術を学べる人間は和算術に長けていた人間だけだったようで木村銃太郎なら然りです。少年隊の隊長であった木村銃太郎は1868年7月29日に西軍の砲弾に倒れています。も少し早くこの史実を見つけてNHKの脚本に入れてもらえば、木村銃太郎が砲術を学んだ場面が出たのにと悔やまれます。
  そろそろ『八重の桜』に白河口の決戦と二本松戦争が登場するかと思います。二本松の場面が多く出ることを期待し、テレビ場面に登場する前に写真の木村銃太郎と少年隊士と大砲に出てもらいます。
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